マツエクサロンの集客は、「新規をどう取るか」より「取った新規をどう2回目につなげるか」で決まります。マツエクは3〜4週間でリペアが必要になる施術なので、リピートが回り始めれば新規に頼らなくても予約が埋まります。この記事では、集客チャネルごとの使いどころと、リピートに直結する仕組みを整理します。
結論:新規は「地図とポータル」、2回目以降は「自店の導線」
- 新規:Googleビジネスプロフィール(無料)とホットペッパービューティー(有料)が二本柱
- 2回目以降:LINE公式アカウントか自社予約ページで受け、次回予約を施術直後に取る
- 差がつくところ:写真とカルテ。「前回と同じで」が正確に再現できるサロンは、それだけでリピートされます
新規集客チャネル別の使いどころ
1. Googleビジネスプロフィール(MEO)
「マツエク ○○駅」「近くのまつげエクステ」で探す人は、地図の上位3件から選びます。費用はかかりません。やることは、カテゴリを正しく設定する(まつげエクステサロン)、営業時間と予約URLを入れる、施術写真を継続して載せる、口コミに全件返信する、の4つです。
2. ホットペッパービューティー
掲載料は非公開の見積り制で、掲載料とは別にネット予約の施術料金に対する定率の利用料がかかります(詳しくは掲載料金の解説記事)。開業直後に空席を早く埋めたい場合の即効性は高い一方、初回クーポン客が定着しないと固定費だけが残ります。「掲載料÷月の新規数」で新規1人あたりの獲得コストを毎月計算してください。
3. Instagram
マツエクはビフォー・アフターが視覚で伝わる施術です。目元のアップ写真は、デザイン名(例:ナチュラル/キュート/セクシー)と本数・カール・長さを添えて投稿すると、保存されやすく、来店時の指名にもつながります。撮影条件(自然光か、リングライトか)をそろえると、写真の質が安定します。
4. 紹介
獲得コストがほぼゼロで、定着率も高いチャネルです。紹介した人・された人の両方に次回使える特典を付け、施術後に「ご友人にはこのカードを」と一言添えるだけで動き始めます。
リピートを作る仕組み
施術直後に次回予約を取る
マツエクの持ちは3〜4週間が目安です。会計時に「3週間後のこのあたりでリペアの枠を押さえておきますか」と提案するだけで、次回予約率は大きく変わります。予約が取れなかった人には、2週間後にLINEでリマインドを送ります。
カルテを「次回の提案」に使う
自まつ毛の本数・太さ・向き、前回のロッドやカール、太さ・長さ、グルー、持ちの状態、施術後の写真。これが残っていれば、2回目に「前回より少し長めにしますか」「持ちが弱かった部分はカールを変えてみましょう」と根拠のある提案ができます。提案の質がリピートの理由になります。
写真をお客様に渡す
施術後の目元写真をLINEで送ると、お客様がSNSに載せてくれることがあります。これが紹介とInstagram経由の新規につながります。
単価を上げる方向で集客する
安さで集めた客層は、より安い店が出た時に移動します。単価を上げるには、「デザイン提案ができる」ことを見せるのが近道です。カウンセリングで目の形・自まつ毛の状態を見て、似合うデザインを説明できるサロンは、値段で比べられにくくなります。
カウンセリングの時間を短縮しつつ提案の質を保つ手段として、写真からまつ毛の状態を読み取ってロッドやデザインを提案するAIツールも登場しつつあります。診断結果をお客様と一緒に見ながら決める形にすると、提案の納得感が上がります。
やらなくていいこと
- 複数ポータルへの同時掲載:予約管理が分散し、ダブルブッキングの原因になります。まず1つで回してから。
- 過度なクーポン:初回半額は新規を集めますが、2回目の通常価格で離脱します。値引きより「2回目に使える特典」の方が定着します。
- 毎日の投稿ノルマ:質の低い写真を毎日出すより、条件をそろえた写真を週2〜3本の方が効きます。
よくある質問
Q. ホットペッパーなしで集客できますか?
できます。Googleビジネスプロフィール、Instagram、紹介で回っているサロンはあります。ただし開業直後の空席を短期間で埋める即効性はポータルの方が高いので、「初期だけ使って、リピートが回ったらプランを下げる」という使い方が現実的です。
Q. 口コミはどう増やしますか?
施術後に「よければGoogleに感想をお願いします」と口頭で伝え、LINEでリンクを送るのが最も確実です。金銭や割引と引き換えに口コミを依頼するのは、Googleのポリシーおよびステマ規制の観点から避けてください。
Q. リピート率はどのくらいを目指せばいいですか?
サロンごとに条件が違うので一律の数値はありませんが、まず「2回目来店率」を毎月計測し、前月より上げることを目標にしてください。数字を持っていないサロンが大半なので、測るだけで差がつきます。
まとめ
新規は地図とポータル、2回目以降は自店の導線。施術直後の次回予約、根拠のあるカルテ、条件をそろえた写真。この3つが回れば、マツエクサロンの集客は広告費に頼らずに安定します。
最終更新:2026年9月6日
