REVIの導入を検討する際、契約形態によって大きく変わる仕入れ価格や各種条件を把握することは非常に重要です。この記事では、導入サロン、代理店、販売会社の各契約形態ごとに、REVIの仕入れ価格一覧表とその詳細な解説を行います。また、導入費用や研修費など、初期投資に関する情報もまとめています。これからREVIを導入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
REVI契約の種類とその特徴
REVIは、企業との契約形態が大きく3種類に分かれており、それぞれに異なる掛け率と契約条件が設定されています。ここでは、各契約形態の基本的な特徴について解説します。
導入サロン契約
導入サロン契約は、REVIが提供する最も低価格な契約形態です。こちらの契約は、エステやサロンなど、まずは基本の施術メニューから導入したい方向けのプランです。導入サロンの仕入れ掛け率は70%となっており、1ロットあたりの仕入れ価格は1,063,635円となります。
<特徴>
・業務用商材またはホームケア商品の単独の導入が可能
・施術メニューを限定して、低コストから始められる
・将来的に代理店や販売会社へのステップアップが可能な仕組みあり
代理店契約
代理店契約は、導入サロン契約からステップアップした形態で、卸売業も兼ねるため、取引額や掛け率が異なります。こちらはサロンでの経験を活かし、さらにビジネスを拡大したい方向けの契約です。代理店の仕入れ掛け率は50%となっており、1ロットの仕入れ価格は739,413円となります。
<特徴>
・サロン契約からのスムーズなステップアップが可能
・年間仕入れ目標が設定されており、一定の仕入れ額クリアで割引やメーカーキャンペーンの適用が受けられる
・さらに販売会社契約へと段階的に発展する仕組みあり
販売会社契約
販売会社契約はREVI契約の中でも最も高いステータスを持つ形態です。メーカーと直接ビジネスパートナーとなるため、掛け率も有利な40%となっています。1ロットの仕入れ価格は528,272円と低く設定され、より大規模なビジネス展開が可能となります。
<特徴>
・メーカーとの直接取引が可能になり、卸やキャッシュバック制度、傘下サロンの育成などが特徴
・代理店契約と同様、一定の仕入れ目標を達成することでメリットが得られる
・エステサロンの経営とは別に、新たな収益源としての卸事業なども視野に入った契約形態
REVI契約別 仕入れ価格の詳細解説
ここでは、各契約形態ごとに具体的な仕入れ価格や契約条件について、詳細にご紹介します。各契約形態で必要な最低仕入れ額や契約に伴う条件、さらには将来的なステップアップへの道のりについても解説していきます。
導入サロン契約の詳細
導入サロン契約では、まず基本となる商材からREVIの導入を始めることができます。以下は、導入サロン契約における仕入れ価格の条件と具体例です。
【契約条件】
・業務用商材のみの場合:31万円~
・ホームケア商品のみの場合:約80万円~
・スプレーガンのみの場合:200万円~
また、導入サロン契約は、将来的に「フライト申請」を提出することで、代理店契約へステップアップできる制度が用意されています。具体的には、3ヶ月間の期間内に代理店仕入れ額400万円以上を達成することが条件となっており、複数パターンのクリア条件が存在します。ただし、サロンから直接販売会社へステップアップすることはできません。
代理店契約の詳細
代理店契約は、導入サロン契約から段階的にアップグレードする形となります。代理店となると、卸売も可能になるため、取引量や仕入れ価格が大幅に変動します。
【契約条件】
・業務用商材のみの場合:400万円~
・ホームケア商品のみの場合:500万円~
・スプレーガンの場合:600万円~
・脱毛器の場合:2台(480万円)~
また、代理店契約では、契約開始後半年以内に年間仕入れ目標500万円以上達成することが求められており、未達成の場合はメーカーキャンペーンの受給資格が失われるペナルティが発生します。さらに、この契約形態でも「フライト申請」を実施することで、販売会社契約へのステップアップが可能となっています。3ヶ月間で1000万円以上の仕入れが条件となります。
販売会社契約の詳細
販売会社契約は、メーカーとの直接取引を基軸とした契約で、REVIの中でも最高峰の契約形態と位置づけられています。
【契約条件】
・業務用商材のみの場合:1,000万円~
・ホームケア商品のみの場合:1,200万円~
・スプレーガンの場合:1,200万円~
・脱毛器の場合:5台(1,000万円)※2022年1月からは6台(1,200万円)~
販売会社契約は、年間仕入れ目標が契約開始後半年以内に800万円以上と設定されており、こちらも未達成の場合はメーカーキャンペーンの対象外となります。販売会社になると、卸業務や傘下サロンの育成、月1回の勉強会開催、さらには年間仕入れランキングなど、エステサロンとは一線を画す経営戦略を求められます。
REVI仕入れ価格一覧表【契約形態別まとめ最新版】
下記に、各契約形態別の主要商材の仕入れ価格を一覧表としてまとめました。こちらの表は、REVI導入時の商材費の参考としてぜひご利用ください。
品名 | 販売会社 | 代理店 | 導入サロン |
---|---|---|---|
陶肌パウダー 200g | 60,000 | 84,000 | 120,000 |
エンザイムGジャパンパウダー 100g | 40,000 | 60,000 | 80,000 |
美ホワイトシャインパウダー 100g | 40,000 | 60,000 | 80,000 |
VCFエクストラリキッド 100ml | 30,000 | 45,000 | 60,000 |
パワーローズブースター 100ml | 30,000 | 45,000 | 60,000 |
メイクアップリムーバー 500g | 7,000 | 9,800 | 14,000 |
ウォッシングジェル 500g | 5,000 | 7,000 | 10,000 |
バランシングローション 500ml | 7,500 | 10,500 | 15,000 |
ゴマージュ 250g | 5,000 | 7,000 | 10,000 |
ピュアリングローション 500ml | 7,500 | 10,500 | 15,000 |
モイストマスク(乾燥肌用)150g | 9,000 | 12,600 | 18,000 |
カルムマスク(脂性肌用)150g | 10,000 | 14,000 | 20,000 |
アクティビティジェル 150g | 10,000 | 14,000 | 20,000 |
モイスチャークリーム 150g | 10,000 | 14,000 | 20,000 |
リバイバルセラム(再生因子)200ml | 19,000 | 26,600 | 38,000 |
CYリキッド(再生因子)100ml | 50,000 | 75,000 | 100,000 |
合計 | 340,000 | 495,000 | 680,000 |
上記の表は、各契約形態におけるサロンケア商品主要商材の金額一覧です。各価格は、商品の内容やロット単位の仕入れ価格により掲載されており、REVI導入時の参考資料として非常に有用です。
REVI導入費用とその他の費用内訳
REVIの導入にあたっては、単に仕入れ価格だけではなく、その他の初期費用も考慮する必要があります。ここでは、仕入れ価格に加えて発生する追加費用についても解説します。
仕入れ価格の最低額
各契約形態ごとに最低仕入れ額が設定されています。
・導入サロン契約の場合:業務用商材のみで約31万円~
(オプション品を除いた基本施術メニューでの導入が可能)
・代理店契約の場合:仕入れ価格400万円以上が条件
・販売会社契約の場合:2022年1月以降、仕入れ価格は1,000万円以上(場合によっては1,200万円以上に変更)
これにより、事業規模や経営計画に合わせて契約形態を選択することができます。また、最初の導入はシンプルなサロン契約から始まり、将来的に代理店や販売会社への段階的なステップアップが可能なため、柔軟なビジネス展開が期待できます。
研修費用について
REVIの導入には、技術習得および運用のための導入研修も必要となります。研修費用は以下の通り、経験の有無によって日数が異なります。
【研修費用】
・経験者の場合:1日あたり3.3万円~
・初心者の場合:2日間で6.6万円~
多くの場合、エステサロンや美容サロンでは技術研修が必須となるため、初期費用の一部として計上することが重要です。これにより、REVIの効果を最大限に引き出し、顧客満足度を向上させるためのスムーズな導入が実現します。
契約ごとの総合費用まとめ
ここでは、仕入れ価格と研修費用を含めた、各契約形態ごとの初期導入費用の合計金額をまとめました。数字として確認することで、事業計画の参考になります。
費用項目 | 導入サロン | 代理店 | 販売会社 |
---|---|---|---|
仕入れ価格 | 約31万円~(基本セットの場合) | 約400万円~ | 約1,000万円~(※2022年以降は1,200万円~) |
研修費用 | 3.3万円~ | 3.3万円~ | 3.3万円~ |
合計費用 | 約34.3万円~ | 約403.3万円~ | 約1,003.3万円~ |
※上記の金額は目安であり、実際の契約内容によって変動する場合があります。事前に十分な確認と見積もりを行うことをおすすめします。
REVI導入のメリットと今後の展望
REVIはその高い技術と効果から、エステ業界において非常に注目されています。以下の点が特に大きなメリットとなります。
費用対効果の高さ
各契約形態によって異なる仕入れ価格と導入費用の設定により、事業開始時のリスクを抑えながらも、将来的な収益拡大を目指すことができます。導入サロン契約の場合は、少ない投資額で始められるため、初めてREVIを採用する事業者にもおすすめです。
柔軟なステップアップ制度
REVIの契約形態は、導入サロンから代理店、さらに販売会社へと段階的にステップアップできる仕組みが整っています。これにより、実績と経験に応じたビジネス展開が可能となり、将来的な経営拡大が期待できます。
技術研修とサポート体制
REVI導入時には、専門の研修が用意されており、経験者・初心者問わずしっかりとした技術指導が行われます。また、導入後も定期的な勉強会やサポート体制が整っているため、新しい技術や製品情報を迅速に入手することができます。これにより、顧客へのサービス品質の向上にもつながります。
REVI導入を成功させるためのポイント
REVIを導入する際に成功のカギを握るポイントを以下にまとめました。これからREVIをビジネスに取り入れたいと考えている事業者は、ぜひ参考にしてください。
事業規模に合った契約形態の選択
導入の第一歩は、自社の経営状況や事業規模に合わせた契約形態の検討です。少額の投資から始めたい場合は導入サロン契約、より大きなビジネス展開を見据える場合は代理店契約や販売会社契約を選択するなど、柔軟に対応することが大切です。
明確な目標設定と実績の積み上げ
各契約形態には、それぞれ仕入れ目標が設定されています。特に代理店契約や販売会社契約では、目標額の達成が将来的なステップアップに直結します。初期段階から明確な売上目標を設定し、実績を積み上げることが重要です。
技術習得と徹底した研修参加
REVIは技術面での高度なサポートが受けられる反面、現場での技術力が経営の成功に直結します。定期的な研修や勉強会への参加を積極的に行い、常に最新の技術と知識を習得することで、お客様に最適なサービス提供が可能となります。
メーカーとの信頼関係構築
販売会社契約などでは、メーカーと直接やり取りする機会が増えます。双方の信頼関係を築くことで、キャッシュバック制度や各種キャンペーンの恩恵を受けやすくなり、安定した取引基盤が形成されます。
まとめ
REVIの仕入れ価格や契約形態は、導入する事業者にとって重要な判断材料となります。この記事では、導入サロン、代理店、販売会社の各契約ごとの仕入れ価格、契約条件、研修費用などを詳しく解説しました。
まとめると、低コストでスタートできる導入サロン契約から、ビジネス拡大を目指す代理店契約、そしてメーカーとの直接取引が可能な販売会社契約まで、各プランは多様なニーズに対応しています。さらに、各契約に定められた最低仕入れ額や目標額、研修費用をしっかりと把握することで、計画的な導入と事業展開が可能となります。
REVIは、技術力の高さや独自のサポート体制が魅力であり、エステ業界だけでなく幅広い分野での活用が期待されます。事業者は、自社の経営計画に合わせて最適な契約形態を選び、明確な目標設定と研修参加を通じて、確実な成果を上げることができるでしょう。